15歳
青色銀河団
夕焼け色に自転車こいで
うちからちょっと離れた団地の脇の
公園の角をすうっと曲がって
またペダルに力をいれる
冷たい風とかじかんだ手
ちぎれそうな耳にかさかさの頬
紺色した赤い空
硝子みたいに宇宙まで
ずっとすうっと
透きとおって
(圧倒的な冬がやってきた)
ああこの感じ!
この感じがぼくは
たまらなく好きなんだ
未詩・独白
15歳
Copyright
青色銀河団
2004-11-14 21:54:47