石を置く 
服部 剛

いつかまっすぐな塔を建てる日の為に 
目の前に、一つの石を置いてみる 
一日という空白の舞台に 
せめて、身の丈程の石を積み上げよう 

一日々々、飾らぬ私であるように 
百日、等身大の塔を建てたら 
百人分の私の塔は 
どれ位の高さになるだろう? 






   


自由詩 石を置く  Copyright 服部 剛 2011-07-16 21:51:59
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