ベートーヴェン
小脳

消えるばかりの閃きを
認め
音読する

透明な水が
トボトボと、こぼれ続け、
とぼとぼと、こぼれ続け、

見える
オトが
見える
音が
見える
見えるすべてのものを
舌の上にて転がせて
見せる


自由詩 ベートーヴェン Copyright 小脳 2011-07-07 00:31:01
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