そうしよう。
電灯虫

悲しむを一緒に感じたなら
それを足場に踏ん張れる。
その上に積む 悲しむの在り様は
枝葉末節まで合わせなくていい。
それでも
土壌になってるはずの気持ちは
一緒に探れる。
探りつつも生まれる気持ちも
何もかもを一緒にくたにして
たまに触れる手だって気にしないで 
握った手をそのままに
たまには振りほどいても
気持ちを一緒に探ろう。
そうしたら
気持ち洗わずに見続けよう。
後ろ向きだってカッコイイと
「光路郎」っていう
大好きな漫画の一シーンで
酒場で喧嘩する
ワイルドなバイク乗りが言ってた。
僕は彼ほど年季は入っていないけど
足場に座れば 十分見れる。
寝転ぼうが 下向こうが。
行儀は後で拾いに行こう。
怒られてもいいから
座りたい分だけ 座っていよう。


自由詩 そうしよう。 Copyright 電灯虫 2011-06-26 14:47:06
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