活力に着いて 匂い起つ
狩心

戻る必要なんてないんだよ
ちょっと静かにしてくれないかなぁうるさいよ
あの女は一人の男では満足させられない魔液だから
一人で突っ込んでも地球の裏側の胎盤に貼り付いて
血を流して網膜剥離するだけなんだよ
もう会いたくないなぁ若者の魂を求める心には
そう言えば三つの楽器を同時に弾ける奴が居て
そいつ自分で自分を妊娠させて腹でかすぎなんだよ
電車に乗っても腹だけ扉の外にはみ出してやんの
おっぱい

つまり俺らはおっぱいの中で死んだ
どこの建物もぽにょ腹のせいで誰も侵入できない
親友できない出来損ないの奴らばかりで
戻ろうとしてるんだよね
清らかなる想像の親友の名の下に
何度も言うけど戻る必要なんてないんだよね
ああーこの曲私は好き!とか言ってる奴らは大抵
真のリズムに乗れないから恥ずかしくて
人前でダサいダンス踊れないんだよねそう、
君もきっと巨乳

つまり俺らは巨乳の中で爆死している
ああーもうほんとにコンピューターとかやめてほしい
映像とか爆死すればいいと思ってる
そして魔女、つまり呪いの先に病苦尖らせて
でも単純な感性剥き出しの無知な少女に
簡単なナイフ一突きされて一発で死んでやんの
魔女っ子魔女様
そして地震がゴゴゴーって古く深い建物燃やしちゃって
今日のランチは回転寿司お持ち帰りですと確定申告した巨乳たちの賛美歌が
街で脳で画面で死んでいるゾンビたちに染み渡って
じわじわ感動しちゃって哀愁の羽インザカットして
自分たちをリセットしてくれる性僧侶を求めてるんだよね
深く、そして暗い穴
ブラックホールとカオスの名の下に

すべての情報を経験と戦わせる敬謙的な信者
完璧な肉体を持つ魔女っ子魔女様の引用な匂い
俺たちのスカイフェイスが透けて
今まさに愛するものを墓地に埋めて呪い病苦を唱え
明日にはゾンビの姿でもいいから蘇って帰ってきてほしいと
完璧で美しい罪を犯している

俺たちに明日はない
死者の眠りを愛撫する勇気だけは持ち合わせている
つまり汚い格好で地面這いつくばって地球のアナルシストに確定申告かます
迷った挙句にたった一つの深く暗い穴に決める
好きとか嫌いじゃない それは運命なんだ
僕が君を救い、君が僕を溶かす
そしてモラルよりも速いスピードで優しさを示す
意味的存在になる・


自由詩 活力に着いて 匂い起つ Copyright 狩心 2011-05-16 13:26:02
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