とまどい
朧月

目をつぶればきっと
涙がでるとおもうのです
泣かずに
眠るにはどうしたらいいですか

思い出される昨日のうたに
抱かれたまま眠りたい
目覚めないよに

君は泣くこともこらえて
前をむいて進んでゆく
自分の汚れてゆくからだもかえりみずに

私の変わらない変えられない
ブブンを責めず
笑わず
笑わせてくれながら
この髪を撫でる

ごめんなさい の六文字消去して
ありがとう に書き換えて送りましょう
夢じゃないあなたの元へ

生きている
それを謝罪してしまったら
私 どうしたらいいのでしょう
この胸は空気をほしがって





自由詩 とまどい Copyright 朧月 2011-03-27 11:56:10
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