何処かの町「72番地
アラガイs



〜学校も夏休みが近くなって
(海沿いの地区にはもう住めないのです)と
三日まえ隣の「老夫婦」が自宅を売って引っ越した。
(何処)へ引っ越したのかは、 誰も知らない 。



今日)老夫婦の「家」に越してきたのは子連れの若い夫婦だった。。
(もう 発電所の近くには住みたくないの)と
(何処)からやって来たのか、何故か何も言わない 。



「「地震が起きたら土砂崩れになってしまうから‥」と
(明日)田舎から姉夫婦が引っ越して来る 。
自宅はとっくに 売りに出されているのに 。

*)ポチを引きづりながら
僕は海岸の(公園)で空を眺めた。
三日まえの夕焼けは(まだ
、真っ赤だったよ 。
今度は誰が、何処へ行くのだろう 。











自由詩 何処かの町「72番地 Copyright アラガイs 2011-03-27 01:14:14
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