リッスン
番田 


私は目を閉じる
自分など描けず死なされた 
豆粒となって 生きた 暗いシェルターの中であろう 
生きた事など 私は間違いだった 


少しも私としていいことなんて無かったんだ 
私であろうとする 意思は たぶん 暗い ああ
死んでしまったのだと思った
そうしてテレビとしてかじりついている垂れ流された言葉は悲しみばかりだ 


人の言葉など
何も聞きたくはないから自分であることを今すぐに連絡してほしい 
私は
私の想像の話など 私は 聞きたくはないんだ


自由詩 リッスン Copyright 番田  2011-03-14 01:20:14
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