ふんふんふーん
朧月

駅で歌をうたってる
人の声を私は知らないよ
そこだけ光っているような
空気のざわめきを
横目でいつも通ってる

今日も確かに
帰ってきたの合図にしてる

ギターと共に
揺れる君の肩先で
ぴょこんと跳ねる髪の毛が
激しくゆっくり動くのと

あわせるように
おりる階段心の中の
お疲れリズムは
鼻歌模様


自由詩 ふんふんふーん Copyright 朧月 2010-10-27 08:39:47
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