改変遺産相続
アラガイs


このようにして柱を亡くした母屋は壊れてゆきます

「‥他に頼れないから」ねと、脛を齧り続けるあなたは邪魔者扱いになるだけてすよ

(屋根瓦でも直しますか ?)これも、 実は彼自身たてまえに分配を期待しているのです

騙されるのはいつも母屋なのだから

積年のかいじゅうに
あなた
脛を突然蹴られましたね

「はい!白蟻隊長殿 」
人間は
なんて得手勝手ないきものなのでしょう

墓上の暗雲が灰汁を垂らしていますよ
汗は血よりも薄く
血は涙よりも濃いくでしょうか わかりません 。

オゾンですね
この家にはそもそもオゾンにレモンの風味が足りないのでしょう 。

しかし 義理の人乖離?
改悛?本当にそれでいいのかしらね

後で欲が出てきても
しりませんよ 。




自由詩 改変遺産相続 Copyright アラガイs 2010-09-12 06:12:26
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