せみはいつしか鳴きやんで
アイバ シュウ
夕朱に染まれば蝉の声もなし夕立溜まる高架下過ぐ
かなかなといふのだらうか蝉のこと知らぬわたしの胸の違和感
秋は来ぬらし どこからか吹く風に乗るリコーダーの海歌さびし
短歌
せみはいつしか鳴きやんで
Copyright
アイバ シュウ
2010-08-11 23:47:20