カルガモ
あおば

                100726



軽々と海を渡るからカルガモ
海を渡れないのがアヒル
ケリを入れるのは昼
中学生のくせに
朝から飲んだくれているのがグレ
一緒に酒を飲みながら
羨ましそうに呟くのがアイガモ
平凡な生まれだから
酒を飲もうが
千鳥足で歩こうが
誰も気にしない


自由詩 カルガモ Copyright あおば 2010-07-26 18:19:34
notebook Home 戻る  過去 未来