ビューティフル
草野春心



  いびつに
  きみをだきしめる
  できるだけ身ぢかく
  みつめるため



  しろい
  しろい
  息できない
  うまく笑えない
  とても、
  ビューティフルだ。



  においがする
  雨の
  日曜日の
  ぬれた靴の
  うち捨てたものの
  ずっと、
  ずっと、
  続いてゆくことの




自由詩 ビューティフル Copyright 草野春心 2010-07-13 23:27:13
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春心恋歌