猫に捧げる詩
冬野 凪

猫の眼は素直である
安ウィスキーをかっくらってばかりいる僕の眼とは
対照的だ

猫好きのひとに問いたい
きみらは嫁よりも猫をとるよな
少なくともこの一瞬
人生という長いスパンではなく
今だけならば

人類の友たる猫に乾杯


自由詩 猫に捧げる詩 Copyright 冬野 凪 2010-06-23 20:18:40
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