ぬくもり
森の猫

あなたと 
手をつなぎたい

光る新緑の下で

あなたは
やさしい
写真を撮る
可憐な花々がより
やさしく 映る

あたしは
もっと やさしくなれる

そして
あなたの
隣りで
まるまって 眠りたい

ときどき 
あなたの すっとした
あごのラインを
指でなぞり

あどけない
寝顔に目を細めながら

眠れない あたしも
あなたの側なら
眠れるんだ きっと

なにより
いつも
あなたの
ぬくもりを

感じていたいんだ・・・

もう やめよう
暗号のあてごっこは

そろそろ
本音をみせても
いいよね

あたしは
いつだって
あたしのままだよ

だから

あなたも
あなたのままで
いいよ

ひるも
よるも


自由詩 ぬくもり Copyright 森の猫 2010-05-16 02:50:04
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