さち

父さんの革靴に
小さな足 入れて
かかと 引きずりながら
なんだか 笑いながら
庭を歩いていた 私

大きくなることに憧れて
本格的な靴に憧れて
小さな足
かぱかぱの空間

なんだか 笑いながら
かぱかぱの中で
優しく守られていたんだ


自由詩Copyright さち 2004-10-07 21:56:34
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