無題
番田 


僕の体を悲しく流される
歩きかけた 老人の生かされた 音に
闇の光らされた宝石は 僕の心の外を歩こうとした 心の中の
無い 僕の何にもない 彼方を旅立つ
深海の言葉を唱えている

その結びつけた
時に 言葉としての ラクダの
体を歩む希望だった それは でも喜びにさせられた悲しみ
悲しみなのだ

誰かが求めて歩いた 誰か 正しいのかもしれない
死んだ影はけれど体ではなかった
今日に
僕は人を抱きたかったんだ



自由詩 無題 Copyright 番田  2010-04-05 01:52:58
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