ここの日
猫のひたい撫でるたま子

見た目ほどに不安定ではありません

夜には隠れてしまいます

黒い髪が短くなります

切り紙をして遊びます、手紙、文面、浮かびません


外、ここ、心

人を遠くに感じます

手に荷物を持っていると安心します


都合、人の幸せを感じます

言葉に絡まった女の子にはざくろが似合います

人の気持ちはわかりません


枝、落ちる、彼女と彼の部屋


時間が経ちました

あなたの顔をみつめます

どこにもあなたは見当たりません

誰かがここを、読んでいます

記憶
カラカラ

あともう少しで笑えます


自由詩 ここの日 Copyright 猫のひたい撫でるたま子 2010-03-05 00:51:05
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