気晴らしのための下絵(3 ゛Banksy゛
瑠王

いつも真顔の青年が
たまには冗談を言ったっていいだろう
でも時としてそれは本気だったりするんだ
どんな冗談も起こしてしまえばそれは事実
なんか面白いことを言ってやろう
信じているならばそれさえも事実
あっけにとられたあなたは
まさか彼が、とか
なんで彼女が、とか
絵に描いたような反応するでしょ?
だからさ、だからだよ
革命っていうのは
いつもその人の中で行われるんだ
火炎瓶のかわりに花束を投げ込む
そんなテロリズムがあってもいいだろう


自由詩 気晴らしのための下絵(3 ゛Banksy゛ Copyright 瑠王 2010-02-23 15:31:28
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