日曜日雨、僕の部屋。
雨流れ。

「雨と」

溶けてしまいたい午後の日曜
外は大嫌いな雨の音
雫の匂いが僕に届いて
少し泣き出してしまいそうだ

君を思い出して午後の日曜
外は大嫌いな雨の音
伸ばした腕は行き場無くて
今では力なくぶら下がるよ

一年前の今日の幸せ
雨をみて君が笑うから
一年後の今日の倦怠
雨をみて僕が泣いている

君の心臓が僕の心臓に
優しい音届けてくれて
まだ残ってるこのメロディ
歌える程笑えてなくて

ねぇちょっと教えてよ
吸って吐く呼吸の仕方
雨で溺れてしまったんだ
空っぽの部屋の中

知りたいと思った時に
悲しみは始まってしまった
君が好きな雨
僕はついに好きになれなかったよ

君の心臓が僕の心臓に
重なって揺れ動いた
雨が止んだら外は晴れて
涙隠せなくなっていた


自由詩 日曜日雨、僕の部屋。 Copyright 雨流れ。 2009-11-14 06:25:42
notebook Home 戻る