ありがとう。
加羅

砂の中に手を入れて
指の上に残った一粒の小さな出会い
偶然って不思議だよね
存在すら知らずに過ぎてしまう事が多いのに
僕の前に現れてくれて
感謝しています
何も出来ない僕だけど
君の心の片隅ぐらいには残れたのかな?
そんな事を思いながら
僕は集めた砂の粒で
『ありがとう。』の文字を描いた
たとえ流れ星の様な出会いだったとしても
僕は君の事を忘れない


自由詩 ありがとう。 Copyright 加羅 2009-09-16 01:52:47
notebook Home 戻る  過去 未来