愛情
夏川ゆう

愛情が湧き出てこない不安から君の笑顔を必死に描く

茶柱に歓び合える温かい夫婦目指している私です

一面に土筆の群れが現れて驚く我に敬礼をする

月からの誘いを受けて無意識に見上げる月が私を癒す

土砂降りに私の体溶け込んで透明感が更に深まる

新天地一本入った裏道に一昔前の匂い漂う


短歌 愛情 Copyright 夏川ゆう 2009-09-05 18:55:16
notebook Home 戻る  過去 未来