ニノウデ
aidanico


そこで「実
は」とどう
せ始まった
ばかりの振  と
りで続きみ
たいにどこ
で/今際、

      ニノウデ
      君の腕で
  ら   茹でて/
      抱かれる
      昨日で
      幾つに/
なったの
意味の
ない質問
ならべる
向こうで   え
騒ぎの音
/に
加勢して

     おどける
     頭で/
 ら   転がって
     夢の端と
     /端を/
   縫い合わせた
    /…浅瀬、


やがて、
「待つよ   れ
う」模様
充ちて/
退ける
/片せ    
ニノウデ
山ノ下の   る
奥に棲む
或る狩人
視ようぜ
裸のシャ
ツに透け
/る      き
淡い景色
/に
味方で
        み   
在るなら
ばその手
を放せ/
       ・幾つになっても
       ・意気地がなくとも
(君     ・死ぬ気であっても
       ・終いに会ってても

ああ、
ニノウ/デ
夢中で
弔いも      に 
忘れて
君ノ腕



自由詩 ニノウデ Copyright aidanico 2009-08-16 02:05:16
notebook Home 戻る  過去 未来