埃
桜 葉一
宇宙から見れば
きっと
この
地球
(
ほし
)
も
僕らが見上げる全ての星も
あの太陽でさえ
埃みたいに小さくて
ちっぽけで
その地球に住む
僕らは
もっとちっぽけでちいさくて
馬鹿みたいに弱くて
塵みたいで
でも
塵も積もれば山となる
じゃないけれど
僕らはそうやって生きているんだから
たとえ塵であろうが
埃であろうが 生きていることに
誇り
を持ちたい
そう思うんだ
自由詩
埃
Copyright
桜 葉一
2003-09-27 14:48:51