狂詩
こめ

天国から地獄への階段を下っていく

さっきそこで殺気で満ちていました

拝んださきにいるのは

理想を掲げたぼんくら

重たい鎌をぶら下げて華麗に

現れたの死神さま

満面の笑みを向けて

次の景色は真っ赤な雨

世界は愛で包まればいいのにね

愛があるから殺したいよ

絵画の中で十字架に張り付けられた

ウルトラマンは正義の味方と

子供のころにたたき込まれた偽り

罪にむくい罰を受ける

鈍い音飛び散る破片

いくらなんでもそれじゃかわいそうだよ

泣き叫ぶ声は快楽の完成

僕は見たことはないけど

知っているかな世界は平和なんだってよ

話し合いで解決しているんだよ

平和な世界でよかったね

とかほざいているのはまだ分からない

糞な奴らが並べるきれい事

吐き気がする

考えても分からないなら

いっかいむちゃくちゃなくらいに死になよ

この青い星

地球ぼくから見ればそこは

青い星じゃなく殺戮が支配する空間

神に祈ったところで夢かなうのか?

人は死んだら生き返るのか?

お金なしでいきていけるのか?

人など自分が良ければいい

天使は持っている矢で人々の

脳天を貫く

そんな感じの凶悪な外来生物

いいんじゃない人類保管計画

君たちのリセットボタンを教えてあげるよ

聞こえるかな狂気に満ちた

進化した人類の遠吠えが


自由詩 狂詩 Copyright こめ 2009-03-30 18:34:22
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