川岸
山中 烏流




あそこに咲いた桜は
果たして、何分咲きなのだろうか

一つ、間の抜けた提灯と
手を繋ぐ親子の声が
きらきらと光る、岸辺の話

鳩を気にかける少年の上で



、あ。





自由詩 川岸 Copyright 山中 烏流 2009-03-28 02:58:33
notebook Home
この文書は以下の文書グループに登録されています。
七行詩