自動販売機の中から
K.SATO

「脳みそ」その外には一面に笑い顔が広がっている
街を歩いていくと 蓋をした
缶コーヒーが出てきてそれと関係し けれど
そして すべてに栓を開こうと脳みそは思っていて

大統領就任式には誰がでるのだろうかと思い描きながら
いろいろなことを
強引に外で考えさせられた公園の中だけど君だ
舞い込んだ 全ては不在ー

そんな気がしてさせたようにさらに流し込んでいく
出たものを中からこし取られたニュースから そして
噴水に大統領辞任を豆の風景から家へ自分を歩かされていくー
自動販売機、それはー全体空間なのだ

僕は閉じた扉なのかも知れないと
ヒラリーかもしれない 飛んでくる頭の中は鋼鉄で
誰もが不在の証拠かもしれないとー 
人類の地球は僕で実は何かに見えるかのようー


自由詩 自動販売機の中から Copyright K.SATO 2009-03-02 00:26:45
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