フレア
れつら


ねえ、ごめん、
なさい目の痛みがないのは、
まっすぐ見た、見て、いる、はずなのに。

ある、ひ、かり、に、
踊るように広がって、白く、
飛んでいる、魔法、に、なって、
触れたもの全部消してしまう、としたら。

輪郭の一部、なぞる、ときにはもう、無く、
時間だからな、消えたんだ、もう。とっくに。
                   光源は。



          フレア、わ、わたしの、の、

            名残、わたし、見た、星の

          ひかり、わ、なぞり、

         わたし、みたの、わたし、の、

      わ、と、わ、が、か、さ、な った、た、ま

    、まる、                    。

ちへーいせーーーーんーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、


の、延長線上にも点、
ごめん、なさい、見てなかった、わたし、何も。
レンズは滲んで、こぼれた
散る、飛沫、痛みを
うつくしいと思った、
りした、


ねぇフレア、
うそつき。
わたしたちを焼く閃光も、
遠すぎて、あたたかい過去。






自由詩 フレア Copyright れつら 2009-02-18 05:04:15
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