ゆるり
みい
なんか
ごみばこにいっぱいだよ
これ、
ティッシュ
でも、か だから、か
さっきから、ねえ
手も
つながないのねえ
もしかして
これって
きみなりの
誠意
ね
でも
あんまりひとり で
しにそう
だ
おかあさあん。
今日は、
あたし肉じゃが
食べたあい。
お料理の本
ぱらりぱらり
で
おかあさん
あんた、つくんなさいよ
なんて
じゃあ、
これならつくるよ。
と
あたしいじわるで
お料理の本
ぱらりぱらり
いちばんまずそうな料理をさす
のに
おお?いいじゃんいいじゃん
はい、決定ー!
なんて
そんな、
そうか
お料理の本
に
まずいものなんて
ないん
だ
かみさま。
なんでもかんでも
受け入れられるような
超のついちゃうような
そういうのがいいんですけど
ないですか
ないですよね
そんなことを考えながら
むしろ
きみの部屋で
なにかにたえてるのは
あたし、なん
だけど
ああ、ほこり。
と言って
頭、ちょっとはたいてくれた
ので
ああ、ほこり。
くりかえして
抱くの
ね
電球にたまる、
きみの部屋の
ゆるり
未詩・独白
ゆるり
Copyright
みい
2004-08-16 00:17:23