夏絵
砂木
敷かれて行く なごり葉
ほつれた 眼線 が吹く
いつとも いわない
いつかも しれない
点けられた なつ
すすき の 香り に
消されてく
十重 の 隙間 に
刷かれてく
自由詩
夏絵
Copyright
砂木
2004-08-15 18:29:25