くずのうず
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ちゅうしゃじょうのかどっこで
おんなじところをぐるぐるしている
おちばや
ほこりや
こんびにのふくろが
あんまりわたしににていたので
おもわず
うずのまんなかへとびこんだら

とまった
死んだ

しかたがないのでわたしは
歩こうと思えば本当は歩ける
ということ
をしらないふり
をやめて

また
時間の真似をして残りの命を食べ始めた




自由詩 くずのうず Copyright ________ 2009-01-27 23:59:29
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