片恋
あきな

重い身体を引きずって
けだるい空気を身に纏う
手の届かないものを愛して
非現実的な歌を歌う

僕の太陽
僕の慈しみ
何処を探しても見当たらないから
雨上がりの重苦しい雲が垂れ込めて
昨日も今日も
明後日も
灰色の風景がつづくのだろう



自由詩 片恋 Copyright あきな 2008-12-31 03:38:27
notebook Home 戻る