秋のノート
小川 葉

 
コスモスの紅差す秋の枯野かな

枯れたまま立ち尽くす葦の長い影

肌朽ちて懐かしいねと笑ってる

思い出すふと水辺で待つ君を見た

枯葉焼く煙がまっすぐ立っている
 


俳句 秋のノート Copyright 小川 葉 2008-11-12 01:20:15
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