かえりみち
qipy


踏み外した のでなく おちていた。

 晴れていた のに ぬかっていた。

 ハンドルに力が入ったのは、 思い出したから

 前を見ていた のに 何が映っていたの

 坂道は 下りで 星屑のパノラマにつつまれていた。

 つかのまのAURORA BOREALIS。

 ひとりきりのUTOPIA。

 


自由詩 かえりみち Copyright qipy 2008-10-22 01:16:37
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