The end...
Izm


足りない言葉で離れ離れ
望んだ未来さえ思い出せない

欲したのは
そんな甘いセリフなんかじゃなくて
本心をエグったような
そのままでよかったのに ねえ。

無い物ねだりと笑えたら
なんて言いながら
押さえつけるものさえ無いまま
晒し者になる日を待ってる・・・
なんてね。

演技だって 美しい、
君は どんなに
どんなに汚れたって。

痛みも飲み干して
輝いてしまったから
わからない。

それが真実だとしても
もう終わりでしょう?
エンジン音が湿った空を
駆け抜けてゆくから。


あの冬みたいに
騙されちゃうくらいの笑顔で
本当の思いを
この手に掴みたい。



自由詩 The end... Copyright Izm 2008-09-26 23:23:20
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