絶望・・・この檻を脱け出したい目は、「目たりえない」とき
《81》柴田望

磁気活性水をこの浦町字橋本に眼精疲労は

滅ぶことと『種の起源』の著者
「現在」でなめくぢに更に性能が上がる
淡い足下の位置からでゐないこと
生存スルハズを水素結合による利点を涙なく
生活可能のミツバチの場合に染み入る

個眼
物質の形状・色の
視力はすこしくらいは撓み
それは祈りが
重水のタイヤの重すぎたは
欲望最も額のわれわれのもたらす

嵐は鴻毛がはいてゐるのに
鴻毛も
こんなよるが白い
猿の外見を深くなるまで
小さい異常液体の1種から
多数の「目は目たりえない」とき
位置の移動する
「自論の欠点」の
橋を
古びた
可能な面

進化をたどることがにがい吹いている
征服者を褐色の目以前の光受容器は弓となる
眠ってる間の表皮をできている
おとろえてゆくことの尼僧の恋文を
溶岩の結晶構造で作る

告発
無を節足動物
私をちいさなあたりまへだった
物質をガラスのように
あいさつなさい

形勢の少年からかくされた大気圧下のも
寝ようとするときを脱水症をまじりあって
「自論の欠点」が近く砂漠になるでしょう
原口背唇部に純粋の涙なく

耳朶の外側は角膜を柔らかな超え色素量を燐然と
すぐれた近視や乱視に大鏡のなかは私たちの充溢する
するとぬくぬくと風はベッドがゆられているとの近く花のは
複眼の画像に無限に傘に交差法も充ちたりてにする

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星形の砂漠の大仰なでないと堪えてだが石の間なのだ
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責任に朝の四周の現時点よりも
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楔形愛の浮かんでくる
生存スルハズが涙なく目覚めのやうのドライアイのは

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成長ベッド目の機能沼きのうの現はれて乗った魚
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「通してください」にヒトの眼の構造へ私たちの差したらには封じてきた
去る邪悪な時間と目を酷使するあいさつなさい寡婦の列の
死んだ多数の青<緑<茶<黒を凝卵に眠る太股であるのか

あの姿の固められた『歌』では
者が、わたしは共が打ち明けた来る
木を透明な光受容細胞のはなめくぢが護る
そして現在の知見ものどかさ収拾のつかない現存しか
春は飛び立ついつも
にんげんたちが多くの軟体動物の獣と楔形太股であるのか匍ってゐるのね


自由詩 絶望・・・この檻を脱け出したい目は、「目たりえない」とき Copyright 《81》柴田望 2008-09-21 21:17:42
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