なつかしい気持ち
吉岡ペペロ

ゆるい

ぬるい

そんなものに取り残されると

なつかしい気持ち、した

午前の雨のあと

ひかりよりも重いひかりが

春の砂浜のように広がって

なつかしい

なんどだって、そう


自由詩 なつかしい気持ち Copyright 吉岡ペペロ 2008-09-16 21:29:14
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