マリーゴールド
星月冬灯


 夜に泣く


 貴方を知った

 その日から

 逢えるその時を

 夢に見て


 遠い地で

 私はひとり

 貴方を想う


 愛を語り合っている

 幾多の星々が

 怨めしい


 朝になれば

 
 目まぐるしい

 日常の中で

 この狂おしいほどの情熱も

 真昼の月のように

 大空から隠すことが

 できるだろう


 そうして

 私は貴方に

 逢いにゆく


自由詩 マリーゴールド Copyright 星月冬灯 2008-08-29 12:58:06
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