有終。
遊佐



長い影を背負って歩く祖母と、
手を繋ぎ歩く
短い道のり


夕暮れの中、
迫り来る夜に仲良く辿る家路

あと何度?
あと何夜?
握る皺だらけの小さな手




自由詩 有終。 Copyright 遊佐 2008-08-14 13:18:06
notebook Home 戻る