素直なあまのじゃく。
恭二


君が好き。

君の髪と髪の間を通り抜ける時の、指の感覚。

君が好き。

君の目が寄り目になるくらい顔を近付けた時の、香水の匂い。

君が好き。

君は言葉にするのを躊躇うくせに、行動はいつも衝動的。

君が好き。

君は強がりなくせに、人よりもたくさん泪がでる。

君が好き。

あの指輪を外してしまったのに、何も言わない君が、

可愛くて可愛くてたまらない。


自由詩 素直なあまのじゃく。 Copyright 恭二 2003-09-11 02:22:25
notebook Home 戻る  過去 未来