六月間奏
塔野夏子
憂鬱色の瞼のような
夕暮れが降りる頃
うすい光をまとった
ひと群れの唇が窓のそとを過ぎる
自由詩
六月間奏
Copyright
塔野夏子
2008-06-23 20:05:10