青い惑星 
服部 剛

  夜空をみつめて
  歩いていたら 
  遠くの星が瞬いた


孤独でもいいじゃないか・・・

きみのいる青い惑星ほしも 
ここからみれば 
宇宙に ぽつん と浮いてるよ
 

  明け方の太陽も
  世界を照らして 
  独り  

  夜更けの月も
  眠る街を見守って 
  独り 

  離れ離れの家々に 
  今宵も夢見る魂達 

  明日のひかる窓辺にも 
  人影は身を起こし 
  見えない軌道に結ばれた 
  地上を巡る星々となる  

  街灯の下に伸びている
  路上の影は俯いて 
  胸の闇に浮かぶ 
  孤独に澄んだ 
  青い惑星 








自由詩 青い惑星  Copyright 服部 剛 2008-04-09 01:05:44
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