1g
ae96
「 1g 」 卑猥な界隈で 歪曲した幸い
裏路地のロジック トリッキーな取引
立ち込める黒い光 うらぶれた月明かり
撃ち込まれた借りは 必ず返す、傷はまだ癒えず
お前に訊ねれば 答えはいつも「YES」
お決まりのフレーズ 「これはレアなケース」
お気軽なイリーガルが 混ざり込むシガー
一服で幸福 一瞬の錯覚
頭んなかは 夢にみたサーカス
それをみたお前は 鼻で俺を茶化す
煙と化した1g 眠り溶かした午前三時
揺れる景色と意識 お前とふたりいい感じ
今夜、朝陽昇るまで お前とここで詩い
今夜、朝陽昇るまで お前と夢が見たい
明日朝陽が昇っても お前とここに居たい
そして夜になるまで お前と眠りたい