無題
蒼木りん

諸々の民に 諸々の思惑ありて

まつりごとの始めに 思想ありて 

中の仲に 思惑と疑惑ありぬ

更に

疑念の懸念と想念と

遺憾のイ

多忙にて釈明 

我身に降らぬ事に頓着なし

実にも

集団社会の縮図なり

自治の中にも 思惑ありて

人 人 人の 

人集うなり


風見る鶏の眼

塞がれる

気の揺らぎ 乱れの不安

求める安泰

安全圏 逃げ口のある競争 闘争

言葉尻 一挙手一投足の

錯視あり

自己保身 転じず 

一棘一刺し 後日無し

仕掛けて

吐き出す無駄知識 

気の乱れ 

偏り 偽り 

詰り 留まる 

全体総崩れ

そしてまた 流れ

同じこと

魔の人の

消え去る日までは



未詩・独白 無題 Copyright 蒼木りん 2004-06-28 23:41:36
notebook Home 戻る  過去 未来