なんとか言え。じゃ、言いたくも無い。
クローバー

はじめに

話し合いの仕方、を、考えてみる機会があったので、考えてみた。
否定しなければ、議論ができないなんて、さみしいので、
うまい話し合いの方法はないものか、なんて。
『話し合いの仕方、と、そのときの思考の仕方』
つれづれ書いてみようと思う。


1 かいわをするときは、あいてをそんちょうしましょう

相手を貶す、ことは、話し合いを、放棄するのと同じだと思います。
どうしてかというと、相手を貶すという行為は
対等に話をする意思を持たない
と言うことの表明であり、相手を不愉快にさせるからです。
まず、相手を尊重し、会話のできる状況を保つことが大切だと思います。

 (例、「帰りが遅くなるなら連絡ぐらいくれてもいいでしょ?
     あなたが、気が利く人なら、よかったのに。」
 
    これだと、気が利かない人、に、
    重点が置かれて聴こえてしまいます。
    賢い、言い方ではありません。
    相手を怒らせてしまって、
    こちらの意見が、まったく伝わってません。

    「帰りが遅くなるなら、連絡くれたらと嬉しかったのにな?」

    意見するときは、相手の人格を否定するようなことを
    言ってはいけません
    これは、意見をちゃんと聞いてもらうための
    基本だと思います)


2 はなしは、シンプルにまとめましょう

要点をまとめておいたほうが親切です。
それに、一番言いたい事柄が、埋まってしまって
伝えたいことが、伝わらなくなってしまうこともあるのではないか
と思います。ので、シンプルに、まとめましょう。
(って、自分ができて無いけれど(苦笑))


3 ぼくは、ぼくは、と、いわないようにしましょう

まず、聞くことが大切だと思います。
話を聞いてくれない相手の話を
聞こうと思える人は、そうはいません。
うなずきながら、真剣に聞きましょう。
自分の意見と、真っ向から、違っていても
根元から、否定してはいけません
1、同様、人格否定に、繋がりかねません。
まずは聞くこと、理解を示しつつ
自分の意見を聞いてもらうようにするのが、いいと思います。

 (例、「・・・でなければいけない」
   「そんなことありません(間違っています)。
    ・・・というのが、僕の考えです。」

   むっとして、聞く気も起きなくなるかもしれません。

  「・・・でなければいけない」
  「そういうところもあるかもしれません。
   でも、僕は、・・・こう思っています、どうでしょうか?」

  意見を述べた後、相手の意見を、聞くようにすれば
  よりベターだと思います。
  相手の意見に、納得できるところを見つけ尊重しつつ
  納得できないところをどのように、自分の意見の近くに
  持って行くかが、ポイントだと思います。
  意見、議論、の場では、聞くことの、ほうが
  意見することより大切です。)


4 もくてきは、1か0か、ではなく
  0を0,3にすること、とおもいましょう

人間相手ですので、統一の結論に達する、というのは、まず
無理です。
機械ではありませんので、それぞれに、心、とか、信念、とか
信仰(これは無い場合もありますが)とか、を持っています。
1か0かの考えは、捨ててください。譲歩し、歩み寄ることで
結論を出す道を探しましょう。
分かり合えない、存在もありますが、それでも
そういう意見もあるということを
認めてもらえたなら、意見したことには、充分な価値があると思います。


まとめ

議論や、意見をする場では、相手を尊重し
人格を否定するような言い方は避けること
シンプルに、かつ、理由をしっかりと述べること
相手の話を真剣に、聞く(努力をする)こと
それが、無茶な意見でも、ほんの少しでもいいので理解を示すこと
聞いてもらうために、聞くのだいうこと
答えは、ひとつにする必要はないのだということ。

人に意見するときには、これらのことが、必要ではないかなぁ、と。
穴だらけの、意見かもしれないけれど、つれづれ。


散文(批評随筆小説等) なんとか言え。じゃ、言いたくも無い。 Copyright クローバー 2004-06-25 00:59:08
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