夕焼け
夏川ゆう

帰り道どちらともなく寄り添って愛合傘の出番待つ雨

大空に広く佇む白い雲青い破片が刺さって消える

夕焼けに手首の傷は照らされて思わず光るリスカした夜


短歌 夕焼け Copyright 夏川ゆう 2008-01-29 18:55:56
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