静かな夜道
妖刀紅桜

誰もいない
静かな夜道を
ひとり
歩いている

当てもなく
ただ
歩いている


昼間は
大勢の客で
にぎわう
商店街も

車が
行き交う
オフィス街も

夜になると
一斉に沈黙

自分の
足音だけが
聞こえる

街灯が
ひっそりと
白く
光っている

静まり
返った
その道を
のんびり
1人
私は歩く


自由詩 静かな夜道 Copyright 妖刀紅桜 2008-01-28 16:24:43
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