純粋正義への架橋2
チャオ
僕の知り合いの詩人から少し引用
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次はロランバルトの「零度の文学」から
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誰かを救うことを断念する正義を、誰が肯定できるだろうか。それはすでに絶え間ぬ時間が生み出した歴史がもつ、絶対的な権力なのだ。だが、その裏側を返してみれば、いとも簡単に正義は鞍替えされる。救わないことが正義でありうる場合が多く存在しうるのだ。
かくして、僕は誰へも悪を決め付けられないでいる。その場所がまったく、無反響室であり、零度の地点、すなわち文学なき文学の入り口なのだ。
散文(批評随筆小説等)
純粋正義への架橋2
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チャオ
2004-06-21 23:10:52