夢の中な
AKiHiCo

夢の中な

もう このまま
毛布 包まったまま
静かに そっと 夢
の中で 永遠に なれた
――なら

キミのいない キミだけ
僕は そんな世界 で
どう遣って 喜び 見つけ
――られない

当たり前 その欠片集め
太陽 そっと 翳せば
涙 音も無く頬 伝う
螺子 が 無いから
巻き戻せない
――僕の鍵 何処

時 流れ ても
僕は 此処に 居る
此処に 居る 
ずっと 帰りを 
待つ から キミの

だから お願い
僕に 言わないで
さようなら なんて
――またね と 言って

本当は 気付いて
いる キミは
僕に 背を 向けた 事
会わない 約束 した

キミ の 心
此処 には 無く
僕 の 心
此処 から 動けず

誰かの 者に なる前に
どうせなら 
殺 して
――しまおう か  

瞼の 裏側
思い出 で 出来てる
キミとの 欠片
いっぱい いっぱい



自由詩 夢の中な Copyright AKiHiCo 2007-12-27 02:57:46
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