テ・カラー
砂木

数字の機械化カラー
うすまるいたまご
星光る夜 
あんちょこ どんちょうの隅
かしこまったタクト君
ふられふれれふらら

とけはじめたオイルに
つんとつまれたベイビー
しくじりぎみのあなたに捧げる
特許と書けば過酷なリターンも
ムーン猿と背・レ・撫でる

だから 舞台の幕にかけちゃいけない
着替えた私服 時計 愛 撫でるテ

そろそろ 殻の幕間
朝陽より先に世にうまれたい芽っこたち
ちらりとほりあけてのぞく
風のある空のじいっと下

スルー 機械の中 
ベイビー・ひかる。
め・テ





自由詩 テ・カラー Copyright 砂木 2007-12-25 23:03:46
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